ニコンF6

NIKON F6
プロ用一眼レフカメラの主流がデジタルに移りつつある2004年に発売されたニコンF6。ニコンのデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機の値段が下がっていたとはいえ、アマチュアにはまだ手が出しづらい金額だった頃、ニコンがフィルムカメラフラッグシップ機F6を発売したときは驚いた。

NIKON F6
いつかはフラッグシップ機が欲しいと思っていた。F100を購入した時に当然ながらフラッグシップ機のF5も考えたけど、そんなに速い連続撮影枚数はいらんし、あの巨大なボディは旅行に持っていくのに苦労しそうだったのでF100を選んだ。

NIKON F6
でもニコンF6はF100のボディサイズにフラッグシップ機の性能を詰め込んだフィルムカメラの最終進化版の感じ。プロ向けというよりは使いやすさを重視したアマチュアが使う究極のフィルム一眼レフカメラと思った。
ちょうどいいサイズのボディに安定した使用感で2005年の購入後は、メイン機をF6、サブ機をF100として国内外の色んな場所へ一緒に行った。

NIKON F6
しかし、2012年にD800を購入してデジタル一眼レフデビューすると全く使わなくなった。デジタル一眼レフカメラを購入してもフィルムは撮るだろうと思っていたけど、D800を使い始めると陸上でのフィルムの出番はなかった。それ以降、F6を使った記憶がない。

数少ない生産継続されているフィルムカメラだけど、キャノンは先日、フィルム一眼レフカメラの製造を中止したし、ニコンも近いうちにF6の製造を中止するかもしれない。


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